パトカー

今日はいつものように5時に仕事から帰ってきて、山菜炊き込みご飯となすびとひき肉の味噌で味付けしたのを作って、Jamesを7時に仕事場に迎えに行きました。Jamesの教えている大学はうちから車で20分くらいのダウンタウンにあります。クラスが終る7時になってもなかなか出てこなくて30分ボーっと待ちぼうけさせられました。


そしてアパートに戻ってくると、なんと私達のアパートの前にパトカーが3台と消防車が止まっててびっくり!一体何が?一瞬のうちに不安が。火は全部消したはずなのに?もしかして炊飯器から火がでた?とかありとあらゆる事を心配してしまいました。見上げたら、私達の部屋は燃えてないのを確認してひと安心。たくさんの人がベランダから一体何事か?と見ていたりもちろんわざわざ下に降りてきてる人もいました。私もちょっと興味があって、きょろきょろしてたらJamesはお腹すいたからさっさと家に入って食べようよって。それから約一時間くらいして警察のライトバンが到着したり外は騒がしくなって、食べ終わってベランダに出てみてみたら最後のパトカーが手錠をはめられた女の人を後ろの席に入れているところでした。あーおそろしやー。


私達が住んでるのはフェニックスでも特に治安が悪いエリアで停まってる車を見てもそれがわかります。窓がなかったり、タイヤがはずされていたりとにかくボコボコの車が多いのです。メキシコ国境に近いせいか(といっても1時間半くらい)メキシコ人がとっても多くて、とくにこの辺ではスーパーのチラシなどもすべてスペイン語


前にハイウェイを走っていたら、ライトバンが故障して横に停まったかと思ったら、なんと中から出るわ出るわ次々に20人くらい人が飛び出してきてそれぞれがいろんな方向に走って行きました。メキシコからの不法入国者達だと思いますが。私はしばらくショックで口が空いたままでした。ほんとにここフェニックスはスペイン語があちこちで聞こえ、10年以上住んでいても、もちろん英語をまったく話せない人もたくさんいます。


私は夜ぐっすり寝ているのでぜんぜん知らないのですがJamesは夜に銃の音で起きたりするみたいです。おそろしいところだ。そのうちお金が貯まったら、もっと安全な所に引っ越さないと。でもここ安いし、交通の便がとってもいいので。今はここでハッピー。