マリコパの教会に行く

james3mari2005-09-04

お兄さん夫妻の住むところはマリコパという新しい町で、急に成長した新興住宅街。でもフェニックスからは遠いので私たちもあんまり行くことができない。私たちが行っているフェニックスのカルバリーチャペルの人がマリコパに新しくカルバリーチャペルをスタートしたという話を1ヶ月くらい前に聞いたので、ぜひお兄さん達と一緒に行けたらいいねえと言っていたのがついに実現した。お兄さん達の家から2分くらいのところの小学校の食堂を借りて礼拝をしている。入ったら何人かの人が笑顔で迎えてくれた。牧師もフレンドリーに話しかけてきてくれ、なんと一番前の席に座ることに。だいたい大人が30人くらい、子供が20人くらいの小さな群れ。礼拝は私たちがいつも行っていると同じような感じで進んでいった。牧師の説教もすごく良かった。マタイの福音書の7章からで、


さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。また、なぜあなたには、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか?兄弟に向かって、「あなたの目のちりを取らせてください」などとどうして言うのですか。見なさい、自分の目には梁があるではありませんか。偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうすれば、はっきり見えて、兄弟の目からも、ちりを取り除くことができます。


というところから。私は今まで何度かこの箇所を読んだことがあるけど、最初の部分の「さばいてはいけません。さばかれないためです。」というところが印象的でよく自分が間違った事をしている時に指摘されたときに、この箇所を思ってました。でも今回の説教を通して学んだことは、さばくのとHelp(手伝う)ことはまったく違うことで、誰かが間違った事をしている時や、トラブルの中にいるときに、そこから抜け出せるように手助けすることが大切だということ。ただ、他人の罪を指摘するだけではダメだってこと。そして、人の罪を指摘する前に、自分の目の梁を取り除くこと。とてもわかりやすい例を使って教えてもらえたので、すごくいい説教だった。またまたカルバリーチャペルの宣伝をするわけではないけど、今のところ違うカルバリーチャペル系列の教会で7人の牧師の説教を聞いたけど、どの牧師もとても聖書からストレートにわかりやすく教えてくれるので、今までの教会とは違った感じ。私もジェームスもすっごくカルバリーチャペルの教え方に感心する今日この頃だ。キリスト教のことを学びに行くのではなく、聖書の学びが出来るところ。聖書プラス何かとかでもなく、聖書から何かをマイナスするわけでもなく、神様からのラブレター、聖書だけを使っている。それが本当の教会だなあと思った。そしてカルバリーのユニークな面はテーマに沿って説教をするのではなく、聖書の箇所を一節一節学んでいくので、聖書のいい話ばかりするのではなく、いいことも悪いこともすべて聖書に書いてあることを飛ばすことなく学んでいける。ほんと、いいなあ。


教会が終ってからお兄さん夫妻と4人で中華と日本食の食べ放題に行った。私はいつものようにむしゃむしゃとたくさん食べた。お兄さん夫妻は私の食欲にびっくりしてた。私は、「普段寿司をお腹いっぱい食べれることなんてないから食べれるだけ食べておかないと」と言って食べ続けてたら、ジェームスにこそこそと「はずかしいから、もうそれで最後にしておくれ」と注意された。もちろん、その後もデザートまで食べました。おなかいっぱい!