ブラックフライデー

james3mari2005-11-25

今日はブラックフライデー。なぜブラックフライデーかというと、毎年サンクスギビングの次の日の金曜日は一年で一番どこの店も黒字になるという日。アメリカ人はこの日を境に狂ったようにクリスマスショッピングを始める。今日はデパートとかも5時とか早朝から開けてセールがある。私達もクリスマスツリーのデコレーションを買いに近くのターゲットに行ったら人がいっぱい。でも思ったよりはすいていたけど、モールや大型ショッピングセンターはどこも駐車場がいっぱいになったみたい。先週のこの近くの地域の新聞でクリスマスショッピングに毎年いくら使うかという質問の平均が1200ドルだった。ひえーー。おそろしやー。私達の予算はもちろんその半分にも満たないが。


でもやっぱりこのクリスマスシーズン、サンタクロース、ショッピング、プレゼントばかりに目を向けないで本当のクリスマスの意味を味わいたいなと思う。クリスマスというのは知っての通りイエスキリストの誕生日。イエスキリストがこの地上にお生まれになったことを感謝する日。Jamesと私は子供もいないしあまりクリスマスショッピングにお金をかけなくてもいいので、教会でAngel Treeと言って、親が刑務所に入っていてクリスマスを他の子供たちのように味わうことが出来ない子供たちにプレゼントをあげるというイベントに参加。私達の担当の子供は8歳の男の子。彼のリクエストはプロレスのフィギュアのおもちゃ。Jamesの好きな類なので、色んな店をみてから一番かっこいいのを買った。きっと喜んでくれるだろうな。あとはJamesの大学で同じ市内に住むアフリカからの難民の家族へクリスマスプレゼントを送るというのもしようねと言っている。プレゼントを与える(Giving)ことはクリスマスにとって大切な行為。神様がイエスキリストをこの世に与えて、それどころか私達の罪のためにひとり子を十字架にかけたという事実、この罪深い私達人間が価しないものを与えて下さったことを一人でも多くの人にこのシーズンに実感してもらいたいと祈るばかり。私の大好きな本に「Giving Tree」という本がある。絵本なのだけど、与えることは受けることよりもすばらしいというのを子供にわかるように簡単な物語になっている。こっちの子供だったら学校などで一度は必ず読んだことがある本。今年も何冊かこの本をゲットしてしまった。親戚の子供たちに贈りたい。


写真は我家のクリスマスツリー。デコレーションはシンプルに、私の好きな色赤とJamesの好きな色水色でしてみた。ツリーの下にはラッピングをしたクリスマスプレゼントが。ほとんどは子供のおもちゃ。