グリーンカード

前々から待ち続けていたグリーンカードの面接がやっとやってきた。面接が1時半だったので仕事も午前中で早退させてもらった。申請してからちょうど1年でやってきた面接。アリゾナは移民がとっても多いせいか、ただ要領が悪い州なのかどこの州よりも待ち時間が長いらしい。アリゾナではグリーンカードの申請をしてから面接までの待ち時間は平均で23ヶ月って聞いていたのでこんなに早く面接をしてもらえるのは本当にラッキーだった。面接の日程を知らされてから必要な書類をもう一度すべてチェック。


私達が申請した時はジェームスは学生の身だったので収入もなく私のスポンサーになることは出来なかったのでジェームスのお父さんが心良く引き受けてくれた。お父さんの去年の収入を証明するものが必要なので余裕をもって、面接の1ヶ月前には揃えてもらうように頼んだはずなのに、前の日になってもまだ揃っていない。何度も会うたびに「どう、面接までに揃いそう?マリがIRS(税務署)まで取りに行こうか?」と言ったりしてせかしていたつもりだった。返事はたいてい、「ノープロブレム!簡単だよ」と言われ続けていたのであまり心配してなかった。でも前の日になってまだ揃っていないのにはとてもイライラ。しょうがないなあと諦めかけていたのだけど、今日、当日になってIRSに午前中に行ってとってきてくれた。面接の30分前に待ち合わせをして書類を受け取りすべての準備が整った。
私達が結婚する前にグリーンカードのことをいろいろ調べていた時、周りの国際結婚している人に相談するとほとんどの人に「弁護士を雇ってして手続きをしてもらったので、詳しいことはわからないや」と言われた。話した人は6カップル。みな弁護士を雇っていた。日本で申請する場合は大丈夫らしいが、私のように学生ビザからグリーンカードアメリカ国内で切り替える時は弁護士のヘルプがあるといいらしい。じゃあ私達もとジェームスにも弁護士に問い合わせをしてもらったけど、電話で少し話すだけで高い料金を請求されるので私達には無理だとわかったので自分達でするしかなかった。でも色んな本やインターネットの検索で思ったより簡単に出来た。弁護士に3000ドル払わなくて良かった。ただ提出しなければならない書類の数が半端でなく多い。それも間違わないように説明を何度も読んで、コピーした書類に何度も下書きをして確かめたりもした。私がしっかり調べていなかったり勘違いしたりして大きな間違えをした事もあったけど、どうにか今日までたどりついた。


移民局に15分前くらいについて待合室で待った。面接では主に、私とジェームスの結婚が偽装でないか、グリーンカードの為の結婚ではなかったかなどを疑われる。質問に違う答えをしないようにとジェームスといろいろ話し合った。ジェームスの好きな食べ物は何だっけ?たくさんあるから嫌いな食べ物を覚えてたほうがいいよね。などなど 面接から出てくる人が2組いたのだけど、どちらももらえなかったっという表情だった。私達の番がきてカメラのついている個室に案内された。30代くらいの女性の面接官だった。とってもきびきびと次から次に色々な質問をしてくる。ジェームスには私の事を、私にはジェームスの事をいろいろ聞かれた。彼の誕生日や生まれた町の名前のような基本的なことから、彼とどこで知り合ったかとか、どんなところが好きなのかなどなど。結婚式の写真を見せてくれと言われたり、普段どんな料理を作るのかと聞かれたりした後にパスポートにスタンプを押された。それがグリーンカードが届くまでの代わりのものと言われて、やっと面接にパスしたんだとわかった。ニヤニヤと笑ってしまった。30分くらいの面接だったけどもっと長く感じた。これで私も日本とアメリカを自由に行き来できる身になった。うれしい!!!


帰りにすぐにジェームスの実家に電話してお礼を行った。本当に快く私のグリーンカードのために色々な書類を揃えてくれて感謝だった。さあ、いつ日本に行こうかなー!

お義母さんがやってきた!

james3mari2005-12-10

今日はJamesの誕生日がもうすぐなのでお兄さん夫妻のところに食事に呼ばれていたので行ってきた。そしたらお義姉さんが私を他の部屋に入れて、こそこそと「ジェームスには言ったらだめだよ。でもサプライズでメリーランドからお義母さんを呼んだの。でも飛行機が遅れてまだだから、もうすぐしたら着くからそれまで黙っててね」って言われた。びっくり!!飛行機で3時間半もかかるところから、仕事も休みをとってわざわざ来てくれるなんて!Jamesもとってもうれしそうだった!最高の誕生日だね!!お義母さんは1週間アリゾナに滞在する予定だったので、ぜひうちにも泊まって欲しいと思い、私は次の日に急いでエアーマットレスを買いにいった。最後の2日間はうちに泊まってもらった。狭いくて古いアパートだけど、気に入ってもらってうれしかった。お義母さんは本当にいい人だ。女手一つで男の子を3人育てただけある強いひと!日曜には一緒に教会にも行った。写真は教会のクリスマスツリーの前で。

結婚記念日

今日は私達の結婚記念日だった。私は昨日の夜のうちにカードを書いてJamesが朝起きたら見つけれるようにJamesのパソコンの上に置いておいた。日曜はゆっくり寝てたいてい7時過ぎに起きる。今日もシャワーをしてブレックファーストにパンケーキを作った。そしてJamesに「はやく起きないと一人で食べちゃうぞー」と起こしにいったら妙にあらたまって「ちょっと読みたいものがあるからベッドに座って」と言われた。何をするんだ、パンケーキが冷めるからはやくしてくれと思ってたら、紙を出してきてそれを読み始めた。結婚記念日に私のために書いてくれた詩だった。私はいつものようにウエーウエーと泣きながら聞いた。ちょっと公開するのちょっと恥ずかしいけど、Jamesが一生懸命書いてくれたので独り占めするのはもったいないので公開しまーす。


日本語に訳すととってもくさーくなりそうなのでしません。教会の帰りに何かご馳走を食べに行こうという事になって前々からシーフードを食べたいと私が言ってたので、Red Lobsterに行った。2人そろっていっぱい食べた。もちろん残ったのは夕食にして食べた。それでもまだ残ったくらいのボリュームたっぷりだった。満足。でもなぜここの蟹はこんなに塩っ辛いんだ?

ブラックフライデー

james3mari2005-11-25

今日はブラックフライデー。なぜブラックフライデーかというと、毎年サンクスギビングの次の日の金曜日は一年で一番どこの店も黒字になるという日。アメリカ人はこの日を境に狂ったようにクリスマスショッピングを始める。今日はデパートとかも5時とか早朝から開けてセールがある。私達もクリスマスツリーのデコレーションを買いに近くのターゲットに行ったら人がいっぱい。でも思ったよりはすいていたけど、モールや大型ショッピングセンターはどこも駐車場がいっぱいになったみたい。先週のこの近くの地域の新聞でクリスマスショッピングに毎年いくら使うかという質問の平均が1200ドルだった。ひえーー。おそろしやー。私達の予算はもちろんその半分にも満たないが。


でもやっぱりこのクリスマスシーズン、サンタクロース、ショッピング、プレゼントばかりに目を向けないで本当のクリスマスの意味を味わいたいなと思う。クリスマスというのは知っての通りイエスキリストの誕生日。イエスキリストがこの地上にお生まれになったことを感謝する日。Jamesと私は子供もいないしあまりクリスマスショッピングにお金をかけなくてもいいので、教会でAngel Treeと言って、親が刑務所に入っていてクリスマスを他の子供たちのように味わうことが出来ない子供たちにプレゼントをあげるというイベントに参加。私達の担当の子供は8歳の男の子。彼のリクエストはプロレスのフィギュアのおもちゃ。Jamesの好きな類なので、色んな店をみてから一番かっこいいのを買った。きっと喜んでくれるだろうな。あとはJamesの大学で同じ市内に住むアフリカからの難民の家族へクリスマスプレゼントを送るというのもしようねと言っている。プレゼントを与える(Giving)ことはクリスマスにとって大切な行為。神様がイエスキリストをこの世に与えて、それどころか私達の罪のためにひとり子を十字架にかけたという事実、この罪深い私達人間が価しないものを与えて下さったことを一人でも多くの人にこのシーズンに実感してもらいたいと祈るばかり。私の大好きな本に「Giving Tree」という本がある。絵本なのだけど、与えることは受けることよりもすばらしいというのを子供にわかるように簡単な物語になっている。こっちの子供だったら学校などで一度は必ず読んだことがある本。今年も何冊かこの本をゲットしてしまった。親戚の子供たちに贈りたい。


写真は我家のクリスマスツリー。デコレーションはシンプルに、私の好きな色赤とJamesの好きな色水色でしてみた。ツリーの下にはラッピングをしたクリスマスプレゼントが。ほとんどは子供のおもちゃ。

サンクスギビング

james3mari2005-11-24

今朝はサンクスギビングだというのに6時に起きた。もちろんJamesも強制的に起こされた。というのも今日の朝7時から9時の2時間だけ近くのお店でセールをしていたから。前々から欲しかったクリスマスツリーをゲット。去年は金銭的にも余裕がなかったので買えなかったので結婚して初めてツリー。安いフェイクのだけどライトもついてる上に、いつもの半額以下だったのでとっても満足。 7時半に帰ってから私もJamesもまた寝に戻った。Jamesの実家にデザートをもって3時過ぎごろに到着。もうすでにたくさん人が来ていた。親戚とか友達まで30人強。これでも少ない方。ご馳走が次から次に出てきて、私はいつものようにバクバクと食べた。周りに「マリは細いのによく食べるねー」と感心されたから「イヤーそんなことないよー。お腹も出てるよー。」と思わずシャツをまくって披露してみたら、「あらっ、ほんと出てるねえ」と正直な一言が飛んできた。日本人だったら「そんなことないよー」と言ってくれそうなのに。私の作ったデザートは結構好評だった。子供たちにはオレオクッキーで出来たターキーがとっても人気で大人は手にすることが出来なかった。みんなおしゃべり好きだから、とってもにぎやかだった。みんなが帰ってから片付けを手伝ったりお義母さんと話したりしているうちに8時を過ぎたので帰ってきた。

チーズケーキ

james3mari2005-11-23

明日から休みだし、今日は仕事がいつもより1時間くらい早く終って帰れたからラッキーだった。家に帰って久しぶりに1時間くらいお昼寝をしてみた。本当はお好み焼きを作る約束をしていたのだけど、お昼寝から起きたらキャベツを切ったりするのが面倒だからイヤだーと言ってJamesをがっかりさせた。それどころか、今日は明日のためにチーズケーキとゼリーを作らないといけないから夜ご飯作らない。とボイコットしてみた。Jamesを説得して近くのTokyo Bowlというちょっと日本風のファーストフードの店でテイクアウトをした。Jamesは親子丼、私はカルビ丼を食べて満足。なんと言っても食べ終わってから台所の片付けや洗い物をしなくていいのが一番いい。(なまけた主婦だー)6時過ぎごろからチーズケーキにとりかかった。まずはクリームチーズを室温に戻す。グラハムクラッカーを袋に入れてテレビの前に座って、クラッカーを金づちで叩く。Jamesは一体金づちで何してるの?とびっくり。なかなかクラッカーが粉々にならない。袋を2重にしてJamesに踏んでもらう。そしたらあっと言う間に粉々に。(もちろん食べる人にはJamesが踏んだことは言いません)それに溶かしたバターをまぜてケーキ型の底に広げてオーブンで10分くらい焼くとチーズケーキのクラストの出来上がり!クリームチーズと砂糖をミキサーで混ぜて、卵、ヨーグルト、サワークリーム、バニラエッセンスを混ぜ混ぜ。


その間にホワイトチョコレートを湯煎にかけて溶かす。溶かしていることを忘れて長く火にかけすぎて、その上沸騰した水が入ってしまったので、大声で「わー、James大変だ!ホワイトチョコレートが駄目になってしまったー。ちょっと隣で買ってくるねー」と急いで財布をもって出かけようとしたら、いつものようにJames「ノーーー!」と怒。夜は一人で出かけたら駄目だと何度行ったらわかるんだーとそこで言い合いに。私は「じゃあ早く用意して一緒に来てよ」とせかす。私達のアパートはあまり治安のいいところじゃないけど便利。隣はフライズという大きなスーパー。サンクスギビングの前の日ということもあってたくさんの人が忘れたものを買いに来ていた。4ドルもする高いホワイトチョコレートを2つゲット。帰ってからそれを溶かしてすべて一緒に混ぜる。最初に作ったクラストの上に一気に流し込んでオーブンに入れてあとは待つのみ。なんと1時間半もかかる。出来はまあまあ。 でも真ん中に少しヒビがいってしまった。でも明日ストロベリーをのせてから持って行くからきっと誰にも気付かれないだろうから大丈夫。その後はグレープフルーツを10個もカットしてそれとみかんの缶詰とをゼラチンで固めて出来上がり!意外に簡単だけどグレープフルーツを切るのに時間がかかる。結局すべて終って片付けをしたら10時を過ぎてしまった。明日は食べるぞー!

サンクスギビングに向けて

今週の木曜はサンクスギビング(感謝祭)。何だそれは?と思う人はここクリック!。アメリカではクリスマス、イースター(復活祭)と並ぶ大きなイベント。一体何をするかというと、とにかく食べる食べる食べる!いつも食べるだけでなんか申し訳ないので、私も何か作って持って行くよと言ったら、「じゃあ、教会のコンテストで作った、ストロベリーホワイトチョコレートチーズケーキとグレープフルーツのゼリーを」とリクエストされた。早速はりきって日曜に買出しに出かけたらいつもより随分スーパーが混んでいた。それも日本の年末のおせち料理の材料のようにサンクスギビング料理のものがずらりと並んでいる。それもいかにもお買い得のように「3つで10ドル」とか「10つで10ドル」とかいうデカイ完売があちこちに。誰も10個も買わないよ、と思うものがほとんど。でもきっと看板にだまされて必要ないのに10個買う人がきっといるんだろうな。レジでは1つの値段で計算するからいくつ買っても1つ1ドルなのにー。ちなみに3つで10ドルの時はひとつ3ドル33セントなので1つ買ったほうがお得!今日(火曜日)は仕事で子供たちと一緒にオレオクッキー、チョコボール、キャンディー、ピーナッツバターを使ってターキー(七面鳥)のかわいいお菓子を作った。作りながら子供たちは材料の半分以上は口に入れてしまうからなかなか進まない。それもあまりに甘いものばかり食べたせいか、妙にに元気。私も木曜日に持って行く用に15個くらい家に持って帰ってきた。明日仕事に行ったらあさってから4連休!うれしい!